
『ワトスン、samiraとか言うお嬢さんの日記を読んだかい?』
『夕べここに来た黒髪の人の事だね。いいやこれから読む所さ』
『あの日記の名前はmaynard captiveと言うんだが、支離滅裂な
思考回路の人間を観察する、絶好なテキストだよ』
『ひどいよホームズ!あのお嬢さんは子供の頃から君のファン
だったと言うじゃないか。君の冒険をぼくが本にしているけど、
見てごらんよあのお嬢さんの本はボロボロだよ』
『へぇ、あのお嬢さんはぼくのファンか。初耳だよワトスン』
『ホームズ、君は相変わらず興味のないものには無関心だな』
『よくわかっているじゃないか。さすがはワトスン』
『……………。昔、日本のNHKで僕達のドラマが放送されてたろ?
それを毎週見てくれていたと、興奮して教えてくれたじゃない
か。まったく。あ、皆さんケーブルTVが見れるなら、現在
ミステリー・チャンネルで、そのドラマが放送中ですよ』
な〜んて
いきなりホームズを出したのは、昨日と今日とものすごい霧だ
ったので、霧と言えばロンドン!と思いまして。
案内板…書けんかった…

創元推理文庫
『シャーロック・ホームズの冒険』
コナン・ドイル作
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